1972-03-23 第68回国会 参議院 建設委員会 第6号
そういう点については、非常に水のたくさん製造されることは望ましいことでありますけれども、役所の分取り主義じゃ困るんです。非常に困るんです。むろん、一連の都市における地下水の汲み上げの禁止とか、いろいろな規制が行なわれます。しかし、だからといって、各役所が自分のなわ張りでもって水を分取ってしまうことは、困ると思うんです。
そういう点については、非常に水のたくさん製造されることは望ましいことでありますけれども、役所の分取り主義じゃ困るんです。非常に困るんです。むろん、一連の都市における地下水の汲み上げの禁止とか、いろいろな規制が行なわれます。しかし、だからといって、各役所が自分のなわ張りでもって水を分取ってしまうことは、困ると思うんです。
そういたしますと、この方式というものも、利水の面から見た場合に分取り主義じゃ困るのです。またアロケーションによるところの、施設の負担金によるところの分け取りでも困るのです。それが水の政治でございます。そこで一体、管理方式というものを二つの水域に対して一応検討して作るといいますけれども、他の水域に対してはどうするか。これは建設大臣に伺います。あなたが河川行政をつかさどっているのですから……。
これは私は、日本の防災の見地からいっても、国の将来の繁栄というものを考える面からいっても、これは、一つこの制度というものは、分取り主義じゃなく、総合性のある水制度を考えてもらわなければならぬと思うのです。ちょっと雨が少ないと、大騒ぎです、ちょっと降ると、これまた大騒ぎです。だから、場合によれば、これは、気象も発達しておりますから、統計でもって今の学者は、おそらく算定できると思うのです。
○中崎委員 そうした意味において、政府は十分に態勢の整わないままに、予算も相当分取り主義の上に立ってやられたので、さらにまたそうした意味における乱雑さを加えておるのではないかということを、心配しているのでありますが、それは一応それまでにして、さて、昨年の五月における国際収支の急激なる悪化を来たした原因の一つは、大きなる輸入貿易商社を甘やかし過ぎた。
おりませんが、もう非常に悪い例を通産、運輸、建設とこの鳩山内閣の末期からまるで分取り主義の官僚の一番悪いところを露呈しているのです。そうして工業用水というものを通産省がああいう工業用水法を出して取ってしまったから、さて、おれの方も取らなければならぬというので、建設大臣、厚生大臣が話し合った上で、今次のようなまた上水道、下水道という形でもって寸断しようという形、こんなことはあり得ないんです。
どうも道路計画の立て方が、第一次的な目的だけに一切を投入しようという考え方はこれは私は決して予算の分取り主義で申し上げているのではないが、全国的ないわゆる道路網を一日も早く実用に供する、こういう観点から言いますと、今言ったような感覚を取り入れる必要があるのではないか、こういうふうに考えますが、この点をどういうようにお考えになりますか。
予算分取り主義の弊害とでも申しますか、ともかくとっておけばどうにかなるであろうというふうな典型的な弊害がこういうふうに現われておるのであります。はなはだ遺憾だと思うのでございます。 もう一つ国有財産管理の面につきまして批難事項は非常に多いのでございますが、そのうちの一つの例は、瀬戸内海の浅瀬に沈没いたしました旧海軍の「梨」の問題でございます。
然るに多年に亘る国家財政を取扱う慣習は、それぞれ予算獲得に対しましては、極めて真剣にして、勢いの赴くところ、いわゆる分取り主義に堕し、常に国力と均衡を失するまでの弊害をかもした実例も少くないのでありまするが、一たび決算の審査に至りましては、国民の膏血をしぼつた予算の執行が、ややもすれば放漫に流れ、非効率にして濫費の弊害に陥り、殊に終戦後の混乱はますます拍車をかけて、綱紀の頽廃、官紀の弛緩と相待つて年年
全然本部と何ら関係なく各省が分取り主義で行くというわけではないのでありまして、大体の目途はつけて折衝される方が便宜であろうと考えているのでございます。
これは実はあのときの話ではいろいろ協議いたしました結果、今までの旅費の使い方がやはり各委員会の分取り主義になつておつた、従つて初めの通りに最低額だけは一応割当をいたしまして年度計画を立ててもらう。
ただ私の聞いておることは、そういうふうなことを聞いておるのでなくて、予算分取り主義の精神でやつておることは明らかであるから、一口に言うとそういうものをどうするのだ、こういうのです。特にこの港湾を持つておつて温泉を持つておる所には、そういう気運がある。そうすると、遊ぶ船を浮かすために港をつくるのか、ほんとうに漁船を入れて全面的に漁業増産をはかつて行くのか。
この不十分であるという点からして、さつき笹森さんとか、あるいは瀬戸山さんなどが、各地方の実情を述べられまして、そうして予算の分取り主義というか、自分の地方の方へ、何とかして工事を先にやつてもらいたいというふうな御発言などが出て来ると思うのでありますが、ともかくもこの災害復旧の一番緊急を要する予算が非常に不十分でありまして、そのために災害が累年的にふえて行くような傾向になり、そのことに対して十分なる施策
全額国庫負担になりますれば、府県の分取り主義がひどいものだろ、うと思いますので、これを押えて行くことについては、よほどお考えを願いたい、そこで今度は、府県に全額国庫でなしに、半分たり三分の二の補助をやる。
それは従來は各省分取り主義で、取つただけはみんな使つてしまえという話はよく承りました。その考えを改めるというのですが、今度の予算の実行上においては、その改めた考えをさらにまた改める必要が起つて來やしないかと思います。
從來國家予算の審議の状況をこれはいわゆる予算分取り主義の言葉の下に、歳出面に重点が置かれたように考えられます。歳入部面は比較的に等閑視された傾向にあつたのではないかという感を與えたのであります。從いましてこの歳入部面を担当いたしまする我々下級税務官吏に対する物質的精神的の理解も、これ又等閑に視されておつたのではないか、かように考えられるのであります。